HOME 診療内容 双極性障害(躁うつ病)

こんな状態を繰り返していませんか?

うつ状態の諸症状

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躁状態の諸症状

  • 過剰なエネルギーと活動性
  • 興奮状態や怒り
  • 話し過ぎや早口
  • リスク行動(無謀な金銭行為・性的衝動・過度の消費など)
  • 過剰な自信や自己評価の高さ
  • 判断力の低下・無謀な判断
  • 睡眠不足や不規則な睡眠パターン
  • 注意転導・複数のものごとに着手する

これらの症状は個人差があり、症状の重さや持続期間も異なります。
双極性障害は、適切な治療を受けることで症状が改善されることもあります。

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双極性障害(躁うつ病)とは?

双極性障害は、うつ状態に加え、極端に活発に行動してしまう躁(そう)状態も現れ、「うつ状態」と「躁状態」を慢性的に繰り返す病気のことをいいます。
以前は「躁うつ病」と呼ばれていましたが、うつ病とは全く異なる病気で、現在では両極端な病状が起こるという意味で『双極性障害』と呼ばれるようになりました。

躁状態における過剰なエネルギーと活動性は、日常生活や人間関係に影響を与え、仕事や学業の遂行が困難になることがあります。
また、躁状態が長く続くと、精神的・肉体的な疲労がたまり、突然うつ状態に移行することがあります。

適切な治療とケアが重要になる病気です。

双極性障害(躁うつ病)の原因

原因はまだはっきりとは分かっていません。遺伝の影響が強いとされており、親が双極性障害である場合、子供のリスクがおよそ10倍に高まるといわれています。

対人ストレスへの対処能力と一定した生活リズムが再発予防に有効であるとされています。

双極性障害(躁うつ病)の治療法

双極性障害の治療には、主に薬物療法と心理療法があります。
気分安定薬と呼ばれる薬を使用した薬物療法により、躁状態とうつ状態の両方をコントロールし、抑えることで、より安定した日常生活を送れることを目指すとともに、心理療法を取り入れることでご自身が病気のことを理解し、症状が現れた時に適切な対応ができるようサポートをします。

薬物療法

”薬物療法”では、気分安定薬や抗精神病薬が使用されることが一般的です。
躁状態のときとうつ状態のときでは治療法が異なるなど、双極性障害は治療薬の使い分けが難しい病気です。
そのため、医師の指示に従って正しい量・回数を服用することが大切です。

心理療法

双極性障害に必要な心理療法は、いわゆるカウンセリングではありません。
ご自身が自分の病気を知り、それを受け入れ、自ら病気をコントロールすることを援助する”心理教育”といわれるものです。
心理療法により自分の病気再発のきざしにすぐに気づいて、対応ができるようになれば、再発時に早期に治療を始められるため、双極性障害の悪化を防ぐことができます。

双極性障害は再発率の高い病気です。
ただし、早期に病気を発見し適切な治療を受けることができれば、多くの場合は問題なく社会生活が送れるようになります。
双極性障害が疑われる場合は、早めに医師や専門家に相談し、継続的な治療を受けることが大切です。

うつ病は「うつを良くする」ことが治療目標ですが、双極性障害は「躁・うつの波、いかにコントロールするか」が最大の治療目標です。

大阪駅前こころのクリニック
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